『電子情報通信学会東京支部学生会第15回研究発表会』に参加してきましたので、その様子を紹介したいと思います。


は3月13日(土)。場所は東京電機大学神田キャンパス7号館。馴染みある電大での研究発表会です。

今回参加させて頂いた発表会ですが、電子情報通信学会の学生会研究発表会ということで、学生の発表が中心でした。

しかし、その発表者数は全部で197人。発表会場は第1から第9会場まで存在するという大規模なもの。自然と肩に力が入ってきます。

準備風景01

発表会開始時刻は9時30分。……ですが、自分たちの発表は午後からでしたので、ほかの研究発表を聴くことに。

電子情報通信学会という括りでも、その中には様々な研究分野があるため、非常に興味深く、勉強になる発表ばかりでした。


後になり、いよいよ発表の時間が迫ってきました。

準備風景02

今回私たちの研究室からは、小中原君、前田君、梅津君、それと自分を含めて計4人が発表します。

、なんとその中で一番始めに発表するのはこの私。緊張しながらもパソコンの接続確認などをし、発表準備は万全。後は時間となるのを待つだけです。


13:30  第1発表:松本

  ◇線形半無限計画法による安定なIIRフィルタの最適設計

発表風景01

さて、ひとつ前の発表が終わり、いよいよ自分の番です。

パソコンを前へ持っていき、プロジェクタにて発表スライドを出力。指し棒などの準備もOK。 ……と、ここで重大なことが判明。なんと、マイクがないではないか!(汗

後で話を伺うと、前の発表者の方がマイクを付けっ放しだったとのこと。 思わぬハプニングもありましたが、何とか無事に発表を終えることができました。


13:42  第2発表:小中原

  ◇Particle Swarm Optimizationによる離散係数FIRフィルタの設計

発表風景02

次の発表者は小中原君。

同じディジタルフィルタの研究をしているということもあり、発表中の受け答えなどはとても参考になります。

さて、小中原君も無事発表終了……と、思いきや、何とここでまたハプニングです。 次の発表者との入れ替えが行われるのですが、なんとこちらに戻ってくる前に次の発表が始まってしまい、 会場前方に取り残されるハメに。

流石です。彼はやってくれる男だと思いました。


15:00  第3発表:前田

  ◇拡張ヒストグラムによる複数音源定位の性能評価

発表風景03

少し時間が空いて、続く発表者は前田君です。

前田君と、この後発表する梅津君は、2つのマイクロホンを使って複数ある音の位置を推定する研究をしています。 研究内容こそ違いますが、彼らはすでに学会での研究発表経験者。発表の仕方などはとても参考になりました。


15:12  第4発表:梅津

  ◇エイリアシング指標に基づく複数音源定位の性能改善

発表風景04

さぁ、研究室最後の発表者は梅津君です。

流石発表経験者です。伊達に宮古島まで行ってません。難しい質問をされても、落ち着いて難なく答えられるのはとても素晴らしいと思いました。 私も見習っていきたいと思います。

前田君、梅津君とも前半のフィルタ組のようなハプニングはなく、無事に発表終了です。お疲れ様でした!


て、全員の発表が無事(?)終わり、研究発表会は終了です。

その後にあった特別講演では、医療機器開発の実例紹介としてX線CT装置の話を拝聴することができました。 第一線で活躍されている方の講演ということもあり、とても興味深いお話を聴かせて頂くことができました。

また、最後には懇親会に参加させて頂きました。他の大学の方と交流を深める場として、とても有意義な時間を過ごすことができたと思います。


後になりましたが、研究発表会を通しての感想を少し。

自分自身始めての学会発表ということで、緊張したり、戸惑ったりすることが多々ありましたが、何とか成功させることができたと思います。 多くの助言を下さった先生や先輩方には、この場を借りて感謝を申し上げます。

また、今回体験することのできた、貴重な経験を無駄にしないよう、より一層の努力をしていきたいと思います。

発表会終了

研究発表会終了後、直ちに自分の発表をビデオでチェック中です。


表についてのコメント、写真やビデオ撮影をしてくれた堀井君、嶋田君、堤君にも感謝を。

堀井くん

↑は何故か多くの写真に写り込んでいた堀井君。


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